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レオ戦士インタビュー

西武・山川穂高インタビュー 絶好調って言われたくない。 「自分の未来は自分の手で決める」

 

強力獅子打線の四番に座る山川穂高が異次元の打撃を披露している。驚異のペースで本塁打、打点を量産。チームの歴史に名を刻むスラッガーへ成長したが、本人は謙虚に自分自身と向き合っている。
取材・構成=小林光男、写真=榎本郁也

西武・山川穂高


どんな状態でもそれが自分の実力


──山川選手はプロ入り前、ファンだったプロ野球のチームはあったのですか。

山川 見ていたのは巨人です。沖縄なので、地上波では巨人戦しかやっていませんでしたから。東京ドームへ試合を見に行ったこともありましたよ。ヤンキースが来日したときで(2004年)、巨人と試合をやって。ヤンキースの松井秀喜さんが巨人の高橋尚成さんからホームランを打ったのは覚えています。

──当時、西武に関しての印象は?

山川 スポーツニュースで見ていた程度でしたけど松井稼頭央さん、松坂大輔さん、和田一浩さんが印象に残っています。あとカブレラ。パワーでかっ飛ばすホームランがすごかったですよね。

──カブレラは四番に座り、2002年には当時の日本記録に並ぶ55本塁打をマークしました。四番として5月6日現在、12本塁打を放っている山川選手も年間約57本塁打ペース。カブレラに匹敵する打撃ですね。

山川 僕はまだ1年間働いたことがないですから。

──でも、絶好調ですね。

山川 実は僕・・・

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