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真夏の激闘

誰が制すか? 新人王争いの行方/セ・リーグ編

 

各タイトルと同様にファンの関心を集めてきた新人王レース。今年も両リーグで新しい力の台頭がめざましい。
※成績は8月5日時点

先発ローテを守り、球宴にも出場したDeNA東克樹


セ・リーグは独走?


 その年の最も優れた新人を記者投票により選出する最優秀新人(新人王)。対象となるのは、海外プロリーグに参加したことがない5年目以内の選手で、投手は一軍登板30イニング以内、打者は一軍で60打席以内となる。そのため、今季セットアッパーを務めるソフトバンクの5年目、加治屋蓮も資格を有している。

 選出される際の一つの基準となるのが、打者なら規定打席、投手なら規定投球回数のクリアが高評価につながる。一方で評価が難しいのがリリーフ投手。セーブ王などタイトルを獲れば文句なしだが、中継ぎのチーム貢献度は軽視されがちだ。

 セ・リーグでは攻守に成長が著しい吉川尚輝(巨人)が昨年の京田陽太(中日)に続いて、2年連続で内野手からの新人王誕生の可能性も高まったが、左手骨折で離脱。現時点では・・・

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