「黄金時代に名捕手あり」は球界の真理だ。チームを陰から支える重要なポジションであることは時代が変わっても変わらない。ただ、年代によって多少傾向が違ってくる。ここでは2リーグ誕生の1950年から振り返ってみたい。 セは
巨人のV9が73年で終わり、戦国時代に突入する。74年は、“まさかり打法”の
中日・木俣達彦、76、77年は森昌彦時代、第2捕手に甘んじてきた巨人・
吉田孝司、78年には強肩で鳴らし、赤い手袋の韋駄天、巨人・
柴田勲キラーとも言われた
大矢明彦ら個性派の名前が並ぶ。75年初優勝の
広島は70年代のラスト、79年に再び優勝し、初の日本一に輝くが、対近鉄第7戦、“江夏の21球”の最後のスクイズは、それを察知した捕手・
水沼四郎の功績も・・・
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