「3連覇メンバー」が軸に。ここでは各ポジションの歴代最強選手をVメンバーから選んでみた。今回、ほぼ3連覇を濃厚とした時代の選手が軸だ。 ※選手写真の名前横はカープ在籍年、下は日本通算成績。現役は9月2日現在。 【投手】黒田博樹 20世紀と21世紀の名球会

黒田博樹[1997-2007、15-16]
321試合登板124勝105敗1S、防御率3.55
今回は優勝年(1975、79、80、84、86、91、2016、17)に加え、すでにV目前でもあり、今季を加味し、ベストナインを選んでいく。
まず先発投手だが、75年初優勝のエース、完全試合1を含む3度のノーヒッター、
外木場義郎と20世紀最後の200勝投手、
北別府学が挙げられる。
快速球を投げ込むタイプではなかった北別府だが、精密機械とも言われた制球力と投球術が光った。86年には最多勝、最優秀防御率でMVPとなっている。ただ、これは球界七不思議とでも言えそうだが、5回出場している日本シリーズでは、なぜか0勝5敗と勝ち星がない。
ほか91年に最多勝、最優秀防御率で沢村賞、MVPとなった
佐々岡真司もいる。投手王国だけに人材は多彩だ。
今回、選んだのは2016年、25年ぶりの優勝に貢献した黒田博樹だ。同年の10勝の成績は平凡だが、日米通算203勝というトータルの実績、さらに、この男の・・・
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