ここではあらためて数字を見ながら2018年広島の強さの源を探っていきたい。数字を見る前から分かっていたのは本拠地マツダでの強さ。まさにファンも一体になっての快進撃だった。 
マツダでのサヨナラ劇も多かった/9月4日阪神戦。菊池がサヨナラ打
巨人を完全にカモに
ここでは、すべて9月23日時点、優勝前のデータから見ていく。
もはや説明するまでもなく、広島の強さの源は、真っ赤に染まった本拠地マツダ広島での強さだ。ただ、2016年の.710、17年の.706に比べると今季の勝率は.678。しかも、これは対
巨人に9勝1敗、対
ヤクルトに7勝1敗があっての数字である。勝率.250というナゴヤドーム以外だが、マツダのアドバンテージにプラスし、どの球場も苦にしなかったからこその独走、と言えるだろう。チーム別では対巨人の勝率が.762。打率、防御率も良く完全にカモにしている。対して唯一負け越しが対
中日の11勝14敗。ただ今季は、もう中日戦はなく、CSで対戦する可能性は低い。
自慢の強力打線は、三番・
丸佳浩の貢献度が高い。離脱の時期がありながら打率.318、36本塁打、104打点、四球121で出塁率.482。ホームラン率10.83、四球率.235ともリーグダントツだ。四番の
鈴木誠也も打率.320、30本塁打、91打点と素晴らしい活躍をしているが・・・
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