ドラフトにおける最大の見どころは1位指名選手だ。1年間、スカウトが視察してきた総決算であり、12球団の補強ポイントが鮮明に見えてくる。毎年のことだが「将来性」と「即戦力」で、究極の選択を迫られる。 
金足農高・吉田は2018年夏、一躍、全国区のスーパースターとなった。「侍ポーズ」でも話題になり、集客力においても期待できる/写真=田中慎一郎
全国区の根尾[大阪桐蔭高]と吉田[金足農高]に人気集中か!?
秋田勢103年ぶり夏の甲子園準優勝の原動力となった金足農高の152キロ右腕・
吉田輝星は、既定路線と言われた進学から一転して、プロ志望を表明した。高校生ながら「即戦力」との声もあるが、恵まれたプロの環境で、じっくり育成するのも手である。いずれにしても、1位でないと獲得できない逸材だ。
甲子園で春夏連覇を経験した大阪桐蔭高・
根尾昂の人気も高まっている。岐阜県出身。“地元”の
中日が早くも1位指名を公言し、他球団も追随する可能性は十分ある。最終的には3、4球団ほどに落ち着きそうだが・・・
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