浅村栄斗の楽天へのFA移籍が11月21日、球団から発表された。「チャレンジして自分のレベルアップにつなげたい。楽天が自分にいちばんマッチしている球団だと思った」と理由を述べた浅村。パ・リーグ王者から最下位のチームへ。浅村は楽天を生まれ変わらせることができるか。 写真=榎本郁也 
11月23日、ファン感で西武ファンに別れの挨拶を述べた浅村
今オフの移籍市場の目玉、西武からFA宣言した浅村栄斗を口説き落としたのは楽天だった。古巣・西武に常勝軍団・
ソフトバンク、浅村の地元・大阪の
オリックスも参戦した4球団での争奪戦。背番号「3」に4年総額20億円とも言われる条件面は、楽天として最大限の誠意を示したものではあったが、決して他球団と比較して突出していたわけではない。勝負を分けたのは、やはり
石井一久GMの存在だった。
浅村がFA権行使を表明した11月7日、石井GMは「ぜひ、来てほしいという表明をさせていただきたい」と獲得に乗り出すことを正式に表明した。自身は
ヤクルトからメジャー、メジャーからヤクルトに復帰し、FAで西武へ移籍。多くの移籍を経験し「(移籍で)新しい視野を持てた。でなければ、こういう立場で仕事をしてない。自分で言うのもおかしいですけど器が大きくなったと思う」と新たな環境に身を置くことが、成長につながることを強調した。さらに・・・
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