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'19ドラフト1位ルーキー 4連続インタビュー

DeNA・上茶谷大河インタビュー 狙うは『先発ローテ』『11勝』 「目指すのはDeNAの三浦大輔コーチ。投球術を学びたいです」

 

DeNAは2015年入団の山崎康晃に始まり、今永昇太濱口遥大東克樹と大卒ドラ1投手がルーキーイヤーから結果を残してきた。2019年入団するのは、東洋大出身の151キロ右腕だ。サウスポーが並ぶ先発陣にあって、井納翔一平良拳太郎らに続く即戦力右腕として、大きな期待を背負っている。
取材・構成=滝川和臣 写真=BBM

4年間を過ごした埼玉県川越市にある東洋大の寮ともお別れ


新人合同自主トレに向けて


 取材を行ったのは12月中旬。退寮して実家のある京都に戻る直前に、東洋大の野球部寮を訪れた。早朝から現役生とグラウンドで練習をこなした後、DeNAのドラ1・上茶谷大河は人なつっこい笑顔で取材に応じてくれた。

──大学4年間を過ごした寮を出るのはどんな気持ちですか。

上茶谷 寮というよりは4年暮らした家みたいなものです。寮を去るというより、自宅から出るという感覚ですね。

──1月から入寮するDeNAの青星寮を見学した感想はどうですか。

上茶谷 海沿いにあって「こんなところにあるんや!」というのが第一印象です。建物は古いと聞いていましたが、(2019年夏に移転予定)、全然そんなことなく、きれいで驚きました。大学で、2人で暮らしていた部屋を1人で使うくらいのスペースなので、すごく広いなと感じましたね。

──ドラフト前は、東洋大150キロトリオとして注目されました。甲斐野央選手(ソフトバンク・ドラフト1位)、梅津晃大選手(中日・同2位)もプロ入り。野手では中川圭太選手(オリックス・同7位)も指名され、同級生4人がプロのトビラを開きます。

上茶谷 甲斐野と中川がパ・リーグで、自分と梅津がセ・リーグに分かれましたが、投手3人はドラフト前からとても注目していただいていましたから、上位で指名していただきほっとしています。プロに進む4人、それぞれがライバルとして高め合っていけたらと思っています。

──入団する球団のことは互いに話していますか。

上茶谷 仮契約はDeNAの僕が最初でした。球団から・・・

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