文字どおり、“大型”右腕が育成2位で西武に入団した。身長198cmは藤浪晋太郎(阪神)の197cmを抜く、球界の日本人最長身となる。北海高の大窪士夢。未完成の部分が多いが、大きな夢を見せてくれそうな右腕だ。 取材・文=小林光男 写真=大泉謙也 
昨年の入団会見で辻監督[右]と写真に納まった大窪
身長はまだ伸び続けている
身長182cmの
辻発彦監督が顔を見上げた。昨年12月13日、所沢市内で行われた西武の新入団選手発表会。育成ドラフト2位で指名された大窪士夢が壇上で辻監督と握手して写真に納まったが、日本人最長身の198cmにファンもどよめいた。
「手が大きくてすごかった」と指揮官を興奮させた大型新人右腕。岩見沢市立第一小6年時にすでに身長178cmになり、岩見沢市立緑中卒業時には194cm、さらに北海高の3年間でも背は伸び続け、球団配布の資料には198cmと記された。
「背が高くて良かったことですか? 学校では時計が壊れたら、それを何も使わずに取ったりしていましたね。あと、特技はバスケットボールのダンクシュートと、バレーボールでアタックを飛ばずに止めることです(笑)」
しかも、まだ・・・
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