プロにおいて大卒選手は高校生とは異なり、「即戦力」の働きが求められる。そのための3年間を過ごしてきた。昨夏、侍ジャパン大学代表で世界舞台を経験した2人を紹介していく。 取材・文=岡本朋祐 写真=川口洋邦 
3年春からマスクをかぶり、最終学年は主将として文字どおり、攻守のカナメを担う
「打てるキャッチャー」との評価を聞くだけで惹かれるが、
佐藤都志也の魅力は、前例のない「プロ注目捕手」の領域へと足を踏み入れようとしている。50m走5.9秒。中学時代は駅伝部に駆り出され、県大会に出場したこともある健脚の持ち主。長打の際、一塁ベースを蹴ってからのトップスピードには思わず、目を奪われる。
あくまで将来的なビジョンとして、佐藤は「密かに・・・
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