球春到来。宮崎、沖縄を中心とした国内のみならず、遠くアメリカ・アリゾナの地で恒例の春季キャンプがスタートした。自軍の戦力を分析した上で強みを伸ばし、課題の強化改善を図る貴重な1カ月間。キャンプから見えてきた各球団の“最新の戦力”を分析する。 
新加入の高梨[左]とエースの小川[中央]、ベテランの石川[奥]が並んで投球。ブルペンは熱気を帯びている
個々にライバル意識
昨季のチーム防御率4.13。さらなる高みを目指す上で課題となっているのは投手陣の再建だが、頼もしい援軍が加わった。
日本ハムからトレードで入団した
高梨裕稔、そして新助っ人の
スコット・マクガフ、
アルバート・スアレスだ。
ソフトバンクを戦力外となった
寺原隼人、
五十嵐亮太も加わり、競い合うように熱投を見せている。
その効果はすでに周囲に波及している。新人投手として唯一、一軍キャンプに参加しているドラフト1位右腕の
清水昇は高梨とキャッチボールすると・・・
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