2018年、最後まで死闘を繰り広げたソフトバンクと広島。両チームの主力である内川聖一(ソフトバンク)、鈴木誠也(広島)、上林誠知(ソフトバンク)が、2年ぶりに自主トレをともにした。“昨日の敵は今日の師弟”。互いに刺激し合いながら進化を続ける3選手。2月1日からはそれぞれのチームでスタートを切り、新たなシーズンを三者三様の色で染めていく。 取材・構成=菅原梨恵 写真=湯浅芳昭、BBM 師弟のナイスな関係性
チームの垣根を越えてオフシーズンの自主トレを行う選手たちは多い。内川聖一、鈴木誠也、上林誠知もまたしかり。鈴木、上林による、内川率いる『チーム内川』参加も回数を重ねた。3人の絶妙なコンビネーションはインタビュー開始時のやり取りからもよく分かる。 鈴木 今日も疲れたね。
上林 疲れたあ~。
鈴木 よし、スイッチ入れますんで。手短にお願いします!
──いやいや、そんなこと言わず、たっぷりお願いします(苦笑)。
内川 (ここで取材の部屋に登場し)あれ、オレが最後? 2人を待たせてしまって申し訳ないです!
鈴木&上林 全然です。お願いします!
内川 (上林の着ているウエアを自分のウエアと見比べ)色違いだったな。
上林 紺着てくると思ってこっちの色(グレー)にしました。
内川 お前に読まれるようになったら、終わりやな。ところで、今日の取材は誠也メーンの僕ら2人ですか。
鈴木 何言ってるんですか(汗)。
内川 誠也のバッティング理論に僕らが乗っかるっていう……。
鈴木 やめてくださいよ!
──さすがに皆さん息が合ってますね(笑)。自主トレで3人がそろったのは2年ぶりですか。
内川 はい。でも、自主トレって、本心を言えば・・・
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