野手編(関連記事→「達川光男氏に聞く。これが2019型カープのベストオーダーだ」)同様、投手陣の今季を占っていこう。1980年代から続いた『カープ投手王国』の一角を担い、コーチ、野球解説者としてもカープを見続けてきたOBの大野豊氏に、予想一軍スタッフと、主な投手の仕上がり具合をチェックしてもらった。 取材・構成=菅原梨恵 ※取材日は3月5日 
昨季に続き、苦しんでいる様子の薮田。復活してくれれば戦力として厚みが増すのだが……
コマはそろっている先発陣は完投する力も
リーグ優勝を続ける中で、昨季のチーム防御率4点台(4.12)はいただけないですね。頑張ってはいますが、振り返ってみるとかなり打線に助けられている。4連覇に向けては投手陣のさらなる奮起、「投手陣で勝つ!」という試合を増やしていかなければいけないでしょう。
投手陣がしっかり投げて抑えられれば勝てる試合も必ず増えます。計算が立ちますよね。逆転勝ちが非常に多いことはカープの大きな強みなんですが、先制して投手陣が投げ切って勝つというような“先行逃げ切り”のパターンも増えるといいなと思います。
先発陣の中心は、
大瀬良大地、
クリス・ジョンソンの2枚看板。
岡田明丈はロングリリーフの可能性もありますが、現状は先発でしょうね。そして・・・
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