前年Bクラスに終わった悔しさから、捲土重来を期すベイスターズ。ここではAクラス、そしてリーグ制覇への原動力となる戦力を紹介する。 
楠本泰史外野手/2018年成績:56試合、15安打0本塁打2打点2盗塁、打率.205
あるぞ!開幕スタメン
オープン戦最終日程となった3月24日の
西武戦(メットライフ)に「一番・中堅」でスタメン起用された楠本泰史は5回、6回に右二塁打、右前打と2安打を放ち、4打数2安打で打率.388。最終戦で規定打席に乗せ、オープン戦首位打者に輝いた。東北福祉大からドラフト8位で入団した昨季は開幕一軍入りを果たすも、途中出場や代打での出場をメーンに、一軍出場は56試合にとどまった。
今オフはフィジカルを鍛え直しパワーアップ。オープン戦では
阪神・
守屋功輝、
日本ハム・
上沢直之から右翼スタンドに叩き込み、侍ジャパン大学代表で四番を打った長打力も発揮する。「取り組んできたことがいい形で出せた」という背番号「37」。開幕スタメンの可能性は十分にある。

打撃だけでもなく俊足も武器。楠本の出現で外野のレギュラー争いが活性化する