開幕スペシャルのPart.1では、2019年シーズン注目の新戦力たちが開幕カードで刻んだそれぞれの第一歩にフォーカスする。まずは開幕一軍を勝ち取り、プロとしてのスタートを切ったルーキーたちだ。 楽天・辰己涼介 “初ものづくし”に興味なし

写真=榎本郁也
入団以来、ずっと開幕スタメンを見据えてきたドラフト1位ルーキーだったが、その座を
オコエ瑠偉に譲る形となった。2戦目に途中出場デビュー。3戦目にようやくスタメンに名を連ねると、うっ憤を晴らすかのような躍動を見せた。初打席は2回一死満塁で押し出し四球を選び、まずは初打点をマークした。4回には中前に記念すべきプロ初安打を放ったが、直後に一塁でけん制死。「盗塁を狙っていた。チームにとって痛かった」と猛省した。
ただ、これで終わらないのがすごいところ。8回にこの日2度目の四球で出塁すると、先ほどの汚名を返上する初盗塁をマークした。「けん制死の後は勇気がいる。大したもの」と
平石洋介監督は称える。それでも・・・
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