開幕カードでは例年になく濃密な攻防が繰り広げられた。この3連戦から前半戦を読み解くカギを拾っていこう。 写真=榎本郁也 Mの焦点 新カモメ打線の可能性

開幕戦の6回、中村奨[中央左]が起点となり角中[同右]がチャンスを拡大。六番・レアード[背番号54]の決勝3ランを呼び込んだ
新たな得点パターンが開幕戦でいきなり垣間見えた。
加藤翔平、
中村奨吾のソロ2発で2対2としながら、開幕投手の
石川歩がつかまって2点のリードを許した6回裏。二死一、二塁で今季から加入した六番のレアードが決勝の3ランを左翼席上段にたたき込んだ。
しかし、ポイントはそこに至るチャンスメークにある。
起点となったのは三番の中村奨。一死で打席に立つと、追い込まれてからも
楽天の2番手・
宋家豪の決め球であるチェンジアップに食らいつき、粘りに粘る。ファウルを打つたびにファンのどよめきが大きくなっていく中・・・
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