序盤戦、パ・リーグの勢力図を変える勢いを見せているのが楽天だ。則本昂大、岸孝之の二枚看板不在の中で、昨季の最下位チームが意外な強さを見せている。この勢いは本物なのか。 ※成績は4月21日現在 写真=井沢雄一郎 
4月21日のオリックス戦[楽天生命パーク]で釜田が6回途中3失点と粘投。右肩&右ヒジ手術を乗り越え、655日ぶりの復活白星を手にした
打線を機能させる「つなぎの四番」
開幕以来、7カード中5カードで勝ち越し。4月21日現在で貯金は6にふくらんだ。17日の
西武戦(楽天生命パーク)では
浅村栄斗の通算150号もあり快勝。
平石洋介監督は「ものすごく大きい。何かやってくれるとベンチでも感じていました」とうなずいた。これでリーグ10勝一番乗りに成功するとともに、
ソフトバンクを引き離し、再び単独首位に立った。
20日のオリックス戦(楽天生命パーク)では、今季対戦5試合目にしてようやく初勝利。今季初めて二番で起用した
オコエ瑠偉が先制2ランを放つなどし勝利に貢献した。試合前の時点で打率.167と結果を残しているわけではなかったが、平石監督は「打撃の状態、内容が良かった。小技の部分でも成長し、いろいろできる」と判断しての起用だった。
その一方で・・・
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