令和時代が始まり、平成が終わった。平成時代にはプロ野球界でもさまざまな選手が活躍を見せた。今号では、さまざまな記録のランキングとともに、平成年代のプロ野球を数字で振り返ってゆく。ここからは投手編。平成時代は、投手の球速もどんどん上がり、幾多の鉄腕投手、剛腕投手がマウンドを彩った。一方で、小さく鋭く動かす変化球が主体になるなど投球術も変化し、技巧派投手も技の冴えを見せた。 ※通算記録の表の選手の名前の表記と所属は平成31年4月30日時点(NPB現役は現所属。その他はNPB一軍出場最終所属)。表中☆は2019年のNPB現役選手、+は昭和時代にも実働成績のある選手。年数は実働 
三浦大輔は三振を取るイメージはあまりないが、25年間の積み重ねで平成トップだった
【奪三振】実働25年の三浦がトップ。シーズン250奪三振超えは野茂とダルビッシュ
奪三振の上位3人は実働20年以上投げ続け、いずれも2200以上をマーク。三浦大輔は2005年に自己最多の177奪三振でタイトルを獲得。3ケタ奪三振は16シーズンある。
野茂英雄は日本球界5年で、奪三振1204の36位。1990年、287奪三振で衝撃のデビューを飾ると、翌年も287奪三振とトルネード旋風を巻き起こした。これが平成のシーズン記録。4年連続200奪三振以上も記録した。250を超えたのは野茂と・・・
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