ここからは、日本プロ野球界を支えた名投手たちのカーブの握りを紹介していく。当時からパワーカーブ系を駆使していた投手や、ゆるくて大きく曲がるカーブを投げていた投手などそれぞれが多種多彩なカーブを操っていた。 元巨人ほか・金田正一 
パワードロップ系
日本プロ野球にさん然と輝く400勝は剛速球とカーブで築き上げた大記録だ。左腕からのカーブは頭の高さから急激に落ちてくるパワー系のドロップカーブで「二階から落ちる」とまで言われた。
元毎日ほか・荒巻淳 
パワードロップ系
ルーキーイヤーの1950年に26勝を挙げ毎日の日本一に貢献した左腕投手。小さな体からキレのある剛速球を投げ、カーブはブレーキの利いた鋭くタテに変化するものだった。技巧派になってからはスライダーも習得した。
元巨人・江川卓 
ドロップカーブ系
9年間で135勝を挙げた巨人のエース右腕で「昭和の怪物」。2大代名詞である・・・
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