新たな“二番打者”像が生まれつつある中で、各球団は二番にどんな役割を求め、打線を構築しているのか。12球団の“二番打者事情”を探っていこう。 写真=BBM ※記録は8月17日時点。チーム二番成績は先発のトータルの成績。OPS=出塁率+長打率は強打者の指標の1つ 必要ならバントはいつでもでき、ヒットエンドランにも器用に対応、打って出れば長打力もあり、得点圏打率も高い。場面や相手の対応次第でさまざまな策が可能な理想的二番だ
広島の二番戦略 バランス型
広島の二番には
菊池涼介がもう6年以上も定着、それ以外の選手が入るイメージはないと言っていい。今季は、一番打者のあまりの不振に2試合、一番を務めたが、すぐに二番に戻されている(コンディション不良で先発しなかったときを含め、二番を外れたのは4試合のみ)。二番打者としての適性が、それだけ突出しているということか。
タイプとしては、犠打数がリーグトップクラスでもあり、「強攻一本」の二番打者が増えた現代においては相対的には「つなぎの二番」に分類されるが・・・
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