ここでは12球団のドラフト戦略を検証していこう。今後もドラフト本番まで同様の企画をするつもりなので、今回は2018ドラフトの検証にウエートを置いた。ただ、ヤクルト・村上宗隆の例を挙げるまでもなく、ドラフトの成否は1年で分かるものではない。あくまで彼らの「現在地」とチームの補強傾向を探るためのものである。 ※記録は9月8日現在 
好守走にわたってハイセンスを発揮するのが1位の辰己涼介だ
2016年3位の
茂木栄五郎以降、1年目からレギュラーの座をつかむ選手は出ていないが、今季は大卒ルーキーたちが印象的な活躍を見せた。開幕一軍の座を勝ち取った1位の辰己涼介は、開幕から1カ月弱の4月22日に登録抹消。それでも5月3日に戻ってくると、6位の
渡邊佳明、7位の
小郷裕哉が続く。そして6月に入ると捕手で2位の
太田光も昇格。同8日の
中日戦(ナゴヤドーム)ではこの4人がそろってスタメン出場した。スタメン外野手3人すべて新人だったのは初の出来事。今季いずれも初本塁打をマークしており、次なる目標はレギュラーの座だ。
投手では4位の
弓削隼人が開幕先発ローテーション入りを果たし・・・
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