いよいよ間近に迫ってきた2019ドラフト会議。ここでは過去の指名傾向と抽選の“強さ”を振り返りながら、今年の12球団のドラフト戦略と1位指名を展望していく。 写真=BBM 
2017年に競合で田嶋を獲得し、2005年からの抽選11連敗をストップ。近年は競合も辞さない
即戦力と将来性を兼ねたドラフト戦略は今年も継続する。1位候補は複数人をリストアップする中で、10月2日に
佐々木朗希(大船渡高)がプロ志望届を提出すると、
福良淳一GMが「いろんな候補がいる中で最上位。なかなか出てこない(選手)」と評価を口に。今年6月には福良GM自ら足を運んで視察に訪れ、8月22日には甲子園の決勝が行われる中、U18日本代表合宿が開始されたが、その初日にスカウトを5人派遣。
古屋英夫編成副部長も「とてつもない力を持っている。あれだけ足を上げて、安定した投球ができる。素材は間違いない」と“徹底マーク”を続けてきた逸材に、高い評価を与えている。
山岡泰輔、
山本由伸ら若手投手が台頭するチームだが、さらに逸材右腕の獲得を目指し“投手王国”構築へ舵を切りそうだ。
佐々木を1位指名すれば、2012年の大阪桐蔭高・
藤浪晋太郎(
阪神)以来となる高校生投手の1位入札。その藤浪をはじめ、これまで抽選で負け続け・・・
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