2019年のドラフト会議が終わり、すでに12球団は20年へ向けて始動。スカウト戦線も全チーム、手を休めることなく仕事を続けている。ここでは20年の高校、大学、社会人のアマチュア球界をけん引するドラフト候補選手を掲載していく。 佐々木健[NTT東日本/投手] 
ささき・たける●1996年5月13日生まれ。青森県出身。179cm85kg。左投左打。木造高-富士大
日本選手権出場に貢献
社会人の“キーワード“は2度目のドラフトだ。2020年は大卒2年目に有力候補選手が集まっている。
早くも関係者から「社会人BIG2」の呼び声が高いのが、NTT東日本の152キロ左腕・佐々木健とトヨタ自動車の154キロ右腕・
栗林良吏だ。佐々木は富士大では
鈴木翔天(現
楽天)と
佐藤龍世(現
西武)と同級生。2人が昨年のドラフトで指名を受ける中、自身も「プロ志望」だった。しかし、勝負と位置付けていた3年時に結果を残すことができず、2年後のドラフト1位を誓ってNTT東日本に入社。富士大4年時には春3勝、秋5勝と北東北大学リーグ10連覇に貢献すると、6月には大学日本代表候補合宿に参加したが、一度決めた思いがブレることはなかった。17年の都市対抗を制したNTT東日本では4月末のJABA京都大会の予選リーグ第3戦(対日本製鉄広畑)で先発。都市対抗東京二次予選の準決勝(対明治安田生命)、そして第一代表決定戦(対鷺宮製作所)でも先発を任され・・・
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