ヤクルト、広島、楽天の新監督が発表され、各チームのスタッフの顔ぶれも続々と固まってきた。ドラフトを経て、今後はFA選手の争奪戦やトレード、新外国人の獲得へと局面が移っていくが、だんだんと各球団が描く、2020年の陣容の青写真が見えてきた。それぞれのチームの新機軸は?そして戦力アップを果たしそうなのはどのチームか?12球団のプランを読み解いていく。 ※状況は11月2日現在。2020年戦力見込みは編集部による 
秋山の去就にかかわらず福田の獲得に手を挙げた。ただ、“人気銘柄”でライバルは多いだけに、確実に獲得できる見込みはない
「自分のレベルがメジャーという厳しい世界でどこまで通用するか知りたい――」。
秋山翔吾はまっすぐ前を見据えて力強く決意を述べた。10月29日、侍ジャパンの合宿地、沖縄で海外FA権の行使を表明。あこがれのメジャー・リーグへの移籍を宣言した。もちろん、球団も手をこまねいていたわけではない。
渡辺久信GMが秋山に4年総額20億円超の大型契約を提示している。秋山の夢への後押しをすることを理解はしているが、戦力面だけを考えれば残留してくれることがベスト。メジャーとの交渉が不調に終わり、日本に留まる選択をした場合、国内の他球団へ移籍されてしまうという目も当てられない状況だけは避けたいだけにしっかりとした条件を示した。
一方で秋山の去就にかかわらず、「ウチには必要な選手」(渡辺GM)として獲得に手を挙げているのが
ソフトバンクからFAとなった
福田秀平だ。内外野守れる攻守走三拍子そろった好選手。今季は球団タイ記録の・・・
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