2019年12月23日号の本誌では、冒頭から今年の移籍戦線で特出した傾向を見せた楽天、ロッテ、巨人の3球団について検証したが、もちろん、残る9球団にも大きな動きがあった。ここで12月8日時点の情報から各球団の移籍戦線を5段階で評価してみた(AからE)。 【IN】 アダム・ジョーンズ(ダイヤモンドバックスFA)
【OUT】 ステフェン・ロメロ(自由契約)、
クリス・マレーロ(自由契約)、
岸田護(二軍投手コーチ)

獲得間近とも言われるロドリゲス。ロメロの穴を埋められるか/写真=Getty Images
自前で選手を育て上げ、低迷打破を期す。5年連続Bクラス、3年ぶりの最下位に終わった今季だが、FA権行使の申請期間だった10月24日に、
福良淳一GMが「(FA戦線には参加)しません」と語ったように、現時点での補強はなし(※その後、アダム・ジョーンズ選手との契約を発表)。新戦力はドラフトで指名した支配下5人、育成8人のみだ。ゲーム差なしのリーグ2位となった2014年オフには総額約35億円の大型補強も、翌年からBクラスに低迷。その失敗を・・・
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