チャンピオンチームの扇の要を担うのは今年で25歳の森友哉だ。「打てる捕手」であることは他球団にないアドバンテージといえる。課題の守備力をアップさせて球界史上最強捕手の道を歩む。 
秋元コーチの指導を受けながらさらに成長していく
昨季はMVPに輝く
昨季、21年ぶりのリーグ連覇を果たした要因の一つに森友哉が正捕手に固定されたことがある。2014年、大阪桐蔭高からドラフト1位で入団した背番号10だが、打力を生かすため当初は外野で出場する機会が多かった。しかし、4年目の17年から捕手に専念。その年は3月のWBC強化試合、キューバ戦で左ヒジに死球を受け骨折し、シーズンをほぼ棒に振ってしまったが、18年は76試合でスタメンマスクをかぶり10年ぶり優勝の原動力となった。
炭谷銀仁朗がFAで
巨人へ移籍した19年はスタメンマスクが126試合と急増。得意の打撃でもクリーンアップを打ち、捕手としては史上4人目の首位打者に輝くなど打率.329、23本塁打、105打点をマーク。チームを連覇に導き、パ・リーグMVPを獲得した。目標であった「打てる捕手」を体現している。
ただ、課題は・・・
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