6月19日、待ち焦がれた球音がスタジアムに帰ってくる。無観客、120試合制で幕を開ける異例のシーズンは、未知の要素が多く、プレーする選手たちさえ手探り状態。しかし、誰もが経験したことのない状況は、裏を返せばどの球団にもチャンスがあると、とらえることができる。2020年をいかに戦うのか、12球団の思惑をみていこう。 ※情報は5月29日時点 【CHECK 1 過密日程を投げる先発ローテ】先発ローテ3枠を流動的に運用?

9回は守護神・山崎が盤石の構え。3年連続セーブ王を狙う
2月にトミー・ジョン手術を行った
東克樹の戦線離脱はあったものの、先発は故障者もなく順調にシーズンの開幕を迎えそうだ。頭数はそろい、層は厚い。先発ローテの軸は、正式な発表こそないが2年連続開幕投手が確実なエース今永。
ラミレス監督のこれまでの投手起用を振り返ってみても、今季120試合だからといって、闇雲に特定投手の登板回数を増やすようなことは考えづらい。1週間6試合を6人の先発ローテで回していくだろう。
とはいえ、約5カ月間に濃縮されるシーズンは先発への負担が大きく、工夫が必要だろう。例えば・・・
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