待ちに待った2020年のプロ野球がまもなく開幕する。120試合制、過密日程など、例年にない特別なシーズンは、どのようなものになるのか。親交の深い2人が本音で語り尽くした。 取材・構成=牧野正、椎屋博幸 写真=榎本郁也 
対談の舞台は大久保氏[右]のお店「肉蔵 でーぶ」。高木氏[左]もよく訪れるお気に入りのお店
接戦か?独走か?
高木 デーブ、久しぶりだね。元気にしてた? お店(肉蔵 でーぶ)は大変なんじゃないの?
デーブ コロナの影響をまともに受けてますよ。豊ちゃんは?
高木 ずっと自宅にいたよ。ちょっと料理がうまくなったかな。
デーブ プロ野球もついに始まりますね。とにかく開幕を迎えることができてよかったですよ。
高木 開幕日(6月19日)が決まらないことには、選手はどこを目指していいか分からないし、モチベーションも上がらなかったと思うからね。これで決まったから、きっちりと開幕に合わせてくると思うよ。
デーブ 今シーズンは120試合制なんですよね。例年より20試合以上も少ないのか。
高木 だからスタートダッシュがより重要になってくるかな。つまずくと取り返しづらくなる。
デーブ ゴルフと同じですね。全15ホールで終わりだったとしたら、序盤に叩いたトリプルボギーはなかなか取り返せないですよ。
高木 いや、俺は取り返すよ(笑)。そうじゃなくて、昨年
DeNAが開幕してすぐに10連敗したじゃない。そうなるとチームに勢いがつかないし、少し焦りが出てきてしまう。
デーブ 120試合なんて本当にすぐですから。しかもそれより以前に順位の目処はだいたいついているわけで、それがあっと言う間に来てしまうということ。
高木 143試合制よりも少なくなるけど、過密日程になるから体の負担は増えるだろうね。ただ今年はこんなシーズンだから・・・
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