
開幕前、横浜スタジアムでの最後の登板となった6月5日の日本ハム戦は3回3失点。開幕戦に向けてボールの精度を上げていきます
ラミレス監督からの指名。2年連続開幕投手に
5月30日の紅白戦の後、
ラミレス監督に呼ばれました。そこで木塚(
木塚敦志)投手コーチ、川村(
川村丈夫)投手コーチ同席の下「任せる」と告げられ、2年連続で開幕投手を務めることが決まりました。昨年指名されたときは「やってやる」という前向きな気持ちと、正直「俺でいいのか……」という不安な気持ちが混ざっていましたが、今年は違います。昨シーズンが終わった段階から、常に「俺がやるんだ」という強い気持ちで、自主トレから開幕投手として投げることを思い描きながら過ごしてきたので、ラミレス監督に指名されたときは、まず一つの目標がクリアできたかなと思うのと同時に、身が引き締まる思いでした。
開幕投手は、シーズン最初のまっさらなマウンドに上がることが許される特別な役割を担っています。開幕戦という1試合が「1/120」以上の重みがあるか? と問われれば、僕は2通りの考え方があると考えています。数字だけを見れば、120試合あるシーズンの最初の1試合に過ぎません。試合に勝っても負けても次の試合は来るのであって、結果云々はさておき1週間後の登板に頭を切り替えなければならないとすれば、「1/120」と位置づけられるでしょう。
一方で開幕投手に指名されることで、それに向けて前向きな調整ができ、投手として自信が生まれる。さらに・・・
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