ここからは球団別に「四番打者」の歴史を掘り下げていく。チームの看板を背負う男たちには数字にプラスアルファの何かを持っていた。 ※KING of KINGSで紹介している選手が編集部選定の球団史上最強四番打者 
打撃の神様・川上哲治が球団最多の四番1658試合出場
岡本は希望の星
内閣総理大臣、大相撲の横綱と同様に、“第●代”と表現される
巨人の四番は、2020年6月末日時点で、初代の
永沢富士雄から
岡本和真まで89人を数える。とはいえ、1つの目安として200試合以上に出場した真の四番は13人のみだ。
順を追って見ていくと、草創期は第3代の
中島治康で、38年秋に打率.361、10本塁打、38打点で史上初の三冠王に輝いている。戦前から戦後にかけては、打撃の神様・川上哲治(第7代)が登場し、球団最多1658試合で四番を務め上げた。川上が戦争で不在の時期は選手不足で投手の・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン