ここからは球団別にルーキーの活躍を紹介する。彼らがプロ1年目に残した成績と衝撃は、どれほど大きなインパクトがあったのか。 ※【数字】はドラフト順位。(新)は新人王。年齢はその年の満年齢。セーブは1974年以降、ホールドは2005年以降の選手が対象 1年目で31本塁打を放ち、長嶋茂雄の記録を超える新人最多記録を更新
元祖ハマの強打者
70年の球団史を振り返るとき、1959年、
桑田武の成績が光り輝く。ルーキー史上最多の31本塁打を放ち、本塁打王と新人王を獲得した。31本は前年に
巨人・長嶋茂雄が樹立した29本の新人記録を塗り替えるものだった(86年に
西武・
清原和博がタイ記録)。のちに
松原誠、
田代富雄、
村田修一、
筒香嘉智と受け継がれたホエールス&ベイスターズ和製大砲の元祖となった桑田武。そのスラッガーが最初に刻んだ足跡という点でも意義深い。
前述のスラッガーたちをはじめ、どちらかといえば投手よりも野手で記録を残した選手が多い球団ではあるが・・・
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