開幕から2カ月(8月16日現在)を経過した時点での各球団を評価していこう。後半戦に現状をひっくり返すチームは現れるか。
※採点はAからE

問われたマネジメント能力

　チームの良い面、悪い面が交互に押し寄せた波乱に満ちた2カ月だった。ラミレス監督も選手の起用法、戦い方にはかなり神経をすり減らしたことだろう。

　まず、計算が働いたのが特別措置として1枠増えた「外国人5枠」(ベンチ入り4)の運用だった。実績のある野手であるロペス、ソトに加えて、オープン戦、練習試合で結果を残してきた新助っ人オースティンの3人をスタメンに並べリリーフのパットン、エスコバーをその日の状態によって、ベンチ入りさせた。この5人をベースに・・・