特集第3章は現在の指揮官たちの采配がテーマ。タイプ、構想の実現力をチェックするとともに、来季、さらにその先を占っていこう。 ※記録、情報は10月11日現在。総合力は5点満点 
[2012-]
球団史に新風を吹き込んだ指揮官
総合力=3.5 監督タイプ=変幻自在型 指導者経験なしで監督に就任したのが2012年。いきなり下馬評を覆す快進撃でリーグ優勝。16年にはチームを10年ぶりの日本一に導くなど、残してきた実績は歴代の指揮官たちにも負けていない。
采配の根底にあるのは、就任時から常々口にしてきた投手力を中心にした守り勝つ野球。絶大な信頼を寄せる
宮西尚生を中心にしたブルペンを中心に考え、さらにオープナー、ショートスターターも取り入れ、変幻自在のタクトはお手のもの。特に記憶に残るのは16年の「一番ピッチャー・
大谷翔平」。熾(し)烈な優勝争いを演じていた
ソフトバンク戦で「勝つために爆発的な力が欲しかった」と周囲をアっと言わせる大胆な選手起用は栗山マジックとも呼ばれる。
また、実績に関係なく・・・
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