特集第3章は現在の指揮官たちの采配がテーマ。タイプ、構想の実現力をチェックするとともに、来季、さらにその先を占っていこう。 ※記録、情報は10月11日現在。総合力は5点満点 
[2020-]
選手を大事に使う起用法もその先に物足りなさ
総合力=2 監督タイプ=気遣い型 「頑固なところもあるが、優しい人」。佐々岡監督の人物評となると、ほとんどそういう声が返ってくる。
そんな性格も反映されているのだろう、その選手起用は、選手のコンディションに気を使い、レギュラーにも適宜休養日を与えながら、無理使いをせずに進めていく側面が強かった。もちろん、コロナ禍による過密日程への対応という意味合いもあっただろう。
しかし、そうして貯めた力を爆発させるタイミングは訪れなかった。皮肉なことに、連戦が予定された勝負どころの9月に、右ヒジの遊離体によって
大瀬良大地、不調のK.ジョンソン、コンディション不良の
西川龍馬と主力選手の一軍離脱が重なり、とても優勝争いを望める戦力ではなくなってしまった。
シーズン前半は、前記の方針もあり・・・
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