
祝福してくれたチームメートの期待も背にプロの世界に挑む
ドラフト前から、上位指名の有力候補に挙げられていた。それでも、いざ
巨人から1位指名で名前が読み上げられた瞬間には、会見場で一緒に中継を見守ったチームメートから驚きと感動の拍手が沸き上がった。
「こんなに早く呼ばれるとは思っていなかった。素直にうれしい」と満面の笑顔を見せる。
平内の伯父はプロ通算28勝を挙げた
永井智浩氏(
ソフトバンク編成育成本部長)。最大の武器は大学球界最速のストレートだ。3月に右ヒジの軟骨除去手術。不安を抱えてスタートした最終学年だったが、リハビリを経て、オープン戦で短いイニングから実戦復帰。夏場には150キロ台をたびたび計測するまで復調し、秋季リーグの駒大2回戦で自己最速の156キロをマークした。まだ万全ではない状態での数字に、この先の伸びしろの大きさを予感させる。
趣味はトレーニング。神戸国際大付高時代に土台を作った下半身の強さに加え、大学入学後、上半身の筋力と体幹をひたすら鍛え上げた。「もともと・・・
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