巨人リーグ連覇の立役者、MVPはこの男で間違いないだろう。開幕から13連勝で球史にその名を刻み込んだエース。次なるターゲットは唯一、手にしていない日本一の称号だ。 日本一だけを見ている──
優勝決定翌日、歓喜の余韻冷めやらぬマウンドに、
菅野智之が向かった。登板前夜は深夜まで取材に対応し、迎えた14時試合開始のデーゲーム。通常とは異なる睡眠不足の中でのマウンドとなり、「難しい試合でした。今日の試合を楽しみに来てくれたファンの方もいると思いますし、粘り強くという意識で投げました」と5回5安打1失点の粘りの投球を披露し、チームの5連敗と自らの連敗を止め、ハーラーダービートップを快走する14勝目を手にした。これで2年ぶりの最多勝をほぼ手中に。最優防御率、最多奪三振と、投手3冠も狙える位置にいるが、確実視される11月21日の日本シリーズ初戦の先発に向けたコンディション調整を最優先し・・・
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