ここからは、チームに活力をもたらすであろう、新戦力3人のインタビューをお届けする。まずはアマNo.1打者の触れ込みもあったルーキーから。ドラフトで4球団競合の末、縦縞のユニフォームを身にまとったスラッガーが、実戦で怪物的な打球を放ち続けている。この男、打つだけでなく、野球に関するすべてにおいてフルスイングをするつもりだ。 取材・構成=椎屋博幸 写真=毛受亮介、高原由佳 
「ボールの軌道の中にバットを入れていけばホームランは打てる」と言い切り、長打力への自信を隠さない
不安なくキャンプイン
プロの第1歩目となる2月1日。新人であれば特に、緊張感の中で迎える日でもあるが、
佐藤輝明には、その言葉はまったく当てはまらなかった。むしろワクワク感を持って臨む初めてのキャンプであったという。注目される打撃では、新人合同自主トレ中、野外で打っていなかっただけに、注目が集まった。佐藤輝本人も待ちに待った野外での打撃、キャンプ地・宜野座で初日から思い切りバットを振りまくった。
屋外フリー打撃で89スイング中9本のサク越え。豪快なフルスイングで、バックスクリーン直撃となる推定135メートル弾も放った。「別に意識してなかったです。しっかり振ることを意識してやっていきました」と、緊張の欠片などまったくなかった。
実際に、佐藤輝の打球を見た矢野耀大監督は・・・
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