開幕が近づき、本誌恒例のシーズン順位予想の季節がやってきた。外国人選手の来日が遅れ、今年は予想が難しい部分もあるが、12人の解説者にズバリと占っていただいた。 斉藤和巳「懸念部分あっても選手層の厚さでH」
千賀滉大、
東浜巨の出遅れなど気になるところはありますが、やはり選手層の厚さで
ソフトバンクでしょう。主力と代わって出てくる選手との間にそれほど大きな力の差がないのが大きい。
楽天は
田中将大の加入で上がったといわれる先発力が実はカギです。
岸孝之、
則本昂大、
涌井秀章と4人そろってはいますが、ここ数年の働きを見ると勝ちでなく負けも計算できてしまう。しっかり貯金をつくれたら優勝が近づきます。
3位、4位が一番悩みました。差があるとしたら“組織力”ですね。
ロッテは
井口資仁監督が強くなるために今やるべきことを失敗を恐れずやっている印象。
オリックスはいい選手がそろっているので、勢いに乗って盛り上げてほしいです。
日本ハムは今年も不気味な存在ですが、
西武同様、戦力的に厳しいかなと思います。
【予想順位】 1位 ソフトバンク
2位 楽天
3位 ロッテ
4位 オリックス
5位 日本ハム
6位 西武
里崎智也「Eは田中将以外の先発の活躍が必須」
千賀滉大、
柳田悠岐の調整が遅れているとはいえ、ソフトバンクは毎年のこと。万全ではないにしても、層の厚さで終わってみればトップ。今年も優勝予想です。楽天は当初4位予想でしたが、マー君(田中将大)の復帰で2位に。優勝ではないのは24勝0敗で日本一になった2013年も、則本昂大が15勝したから。涌井秀章、岸孝之とベテランがフル稼働できるかの不安もありますしね。3位予想の西武も投手次第、それも先発陣。後ろ(救援)は
森脇亮介、
ギャレット、
平良海馬、
増田達至と固まりつつある。下位予想3球団は台頭する選手の出現次第で、ロッテは昨季の経験を武器に
安田尚憲が飛躍するか。オリックスは
吉田正尚頼みの打線からの脱却。日本ハムも
中田翔、
近藤健介、
西川遥輝に続く打者の出現と“+α”が欠かせません。
【予想順位】 1位 ソフトバンク
2位 楽天
3位 西武
4位 ロッテ
5位 オリックス
6位 日本ハム
伊原春樹「HがやはりV候補2~4位は混戦か」
順位予想をする際、どれだけ投手力がそろっているか、という点に目が行く。その意味では、やはりソフトバンクが優勝候補の筆頭だろう。千賀滉大が両ふくらはぎの不調で調整が遅れていても、まったく不安がない。他球団と比べて投手陣の質、量は抜きん出ている。
2位から4位は・・・
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