連覇を果たした昨季、唯一勝ち越せなかったDeNAに連勝で3連覇へ好スタートを切った。打線は良い形で得点も、後味が良くないワケとは? 写真=榎本郁也 
3月26日の開幕戦で代打サヨナラ弾を放った亀井を迎える巨人ナイン
【vs DeNA】(東京ドーム) ■3.26 8x対7(-菅野)
■3.27 10対5(○戸郷)
■3.28 1対1(-今村)
得点の取り方良し
3月28日の第3戦こそDeNAの先発・
平良拳太郎の前に5回まで完全投球を許したが(※平良は6回無死で負傷交代)、これは相手右腕のパフォーマンスを褒めるべき。この試合で表れた攻撃陣の憂慮すべき課題は、その平良から
大城卓三が初安打(二塁打)を放った後、相手が
砂田毅樹にスイッチした直後の
松原聖弥の打席だ。
前日までの2試合計18得点から一転、初回の失点からスコアの動かない重苦しいゲーム展開(0対1)。「まず同点」を考えたベンチの決断は早かった。二走・大城に代え、足のスペシャリスト・
増田大輝を送り込むと、松原には手堅くバントのサイン。ところが、松原が試みたバントは、捕手の
嶺井博希に処理され、増田は三塁でタッチアウトに。
原辰徳監督は「1点、最善策の中で、というところはあったけれど、なかなかうまくいかなかった。松原の仕事でしたなあ」と苦言。この場面、多少、強めに転がして投手に処理されたとしても、増田の足があれば作戦は成功していた可能性も高かっただけに、
元木大介ヘッドコーチも・・・
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