福岡、埼玉の地で黄金時代を築き上げたライオンズの歴史。王者の戦闘服は相手に威圧感を与えてきた。そして、現在も“獅子の魂”はユニフォームに脈々と息づいている。 西鉄クリッパース(1950)-西鉄ライオンズ(1951~72)-太平洋クラブライオンズ(1973~76)-クラウンライターライオンズ(1977~78)-西武ライオンズ(1979~2007)-埼玉西武ライオンズ(2008~) 【Best1 1980~2003年モデル】日本一8度!史上2番目の長寿ユニフォーム
HOME 1980~2003 
清原和博
デザインを担当したのはライトパブリシティの細谷巌氏。鮮やかなブルーを基調にした清新なスタイルを採用したが、ライオンズブルーは王者の象徴となっていった
VISITOR 1980~1995 
工藤公康
福岡から埼玉に移転し、チームのイメージ一新を考えていた堤義明オーナーから「明るいブルーを使いたい」という要望があり、ビジター用にスカイブルーが採用された
西武ライオンズの黄金時代を象徴するユニフォームだ。福岡から埼玉に移転した1979年、同デザインのユニフォームが登場したが当初はベルトレス。だが、「ベルトレスはヒモで結ぶだけなので落ち着かない」という意見が多く、翌80年からベルト式に仕様を改めることに。以降、大枠のデザインは変わらず03年まで着続けられた。ホームの使用期間は四半世紀。日本球界では2番目の長寿ユニフォームで、この間、14度のリーグ優勝、3連覇2度を含む8度の日本一を達成した。ホームが白、ビジターがブルーで、ともにソデ口とパンツのサイドには赤と緑のラインが入っているが青空のブルー、草木のグリーン、チームの団結を表すレッドがイメージされている。
上下が青のビジターは「パジャマのようだ」と揶揄(やゆ)されていたが・・・
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