2002年 
開幕の巨人戦は井川が完投勝利。星野監督[背中]と抱き合う
阪神の開幕からの独走となると、思い出すのが2002年と03年だ。02年は、巨人が
原辰徳監督1期目の初年度で、独走で優勝を飾ったシーズンだが、開幕から飛び出したのは、阪神だった。
それまで4年連続最下位、しかも99年からは
ヤクルトで黄金時代を築いた名将・
野村克也監督を招きながらの3年連続最下位だ。まさにどん底のチームを引き受け、指揮を執ったのが、
中日監督を辞めたばかりの闘将・
星野仙一だった。
対巨人の開幕戦(東京ドーム)、完投勝利の
井川慶を満面の笑顔で抱きしめたシーンは今も語り草だ。そこから連勝がスタートし、7連勝。3.4月は17勝8敗1分けで開幕ダッシュに成功する。5月は12勝10敗0分けと勝ち越し、一時は2位に落ちた時期もあったが、5月終了時点では首位を守っていた。地獄を見たのは・・・
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