
写真=桜井ひとし
中日ドラゴンズの始まりは1936年(昭和11年)。
巨人、
阪神に次いで3番目に誕生したプロ野球球団だった。当時の名称は名古屋軍。誕生から1カ月後には同じ名古屋に名古屋金鯱という球団も誕生しているが、4年後に消滅した。
当時はまだ1リーグ制。50年に2リーグ分立となり、悲願の初優勝は54年。“天知一家”の下でチームが一つになり、エースの
杉下茂が大活躍。球団創設から19年目の栄冠だった。次の優勝まで20年も待つことになるが、チームが弱かったわけではない。タレントぞろいながらも個人プレーが目立った。勝つときもあれば負けるときもある。それでいいじゃないか、というのがドラゴンズというチームだった。
優勝するための最大のハードルは・・・
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