新型コロナ禍が続く中、7月14日をもって前半戦が終了。終わってみれば、セ・パともに上位は混戦だ。外国人選手の合流遅れや、2年ぶりの交流戦もあった約3カ月半の戦いぶりを、各チーム振り返っていこう! 
主将・中村奨が打率3割超と結果を出したことで助っ人砲がより生きた
【前半戦順位】パ・リーグ 3位
83試合37勝34敗12分 勝率.521 384得点[1]、352失点[5]、防御率3.98[5]、打率.250[2]、81本塁打[2]、74盗塁[1]、40失策[4]
※成績部分の[]内はリーグ順位 戦力調整に余念なし
四番に22歳・
安田尚憲、五番に21歳・
山口航輝を置いて開幕を迎え、若い力の台頭を期待した。だが機能せず、救援投手も打ち込まれて開幕5連敗。
井口資仁監督は早速、打線を組み換え、3戦目から二番・
マーティンの攻撃型オーダーを組むと、昨季12球団最下位だった打線から一転して打ちに打った。一番・
荻野貴司の俊足巧打は健在で、昨季は腰痛で離脱した
レアードも18本塁打と、21本塁打のマーティンとの助っ人コンビは破壊力抜群。走者を出せば機動力を使って相手を揺さぶり、足を警戒すれば一発も。多彩な攻撃を展開する活発な打線が、試合終盤からでも劣勢を跳ね返してみせた。
すると4月下旬に早くも借金を完済。上昇ムードが高まった。が・・・
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