プロ野球新記録となるシーズン50ホールドを挙げた清水昇を擁するヤクルトは、2015年以来、6年ぶり8度目のリーグ優勝を果たした。歴代シーズンホールド数上位者とチーム順位を照らし合わせると、「優勝チームに鉄腕あり」の方程式が浮かび上がってきた。 
清水昇[ヤクルト/21年=50H]
連投減で負担減
セ・パ両リーグで規定を定め、ホールドを記録するようになったのは2005年。中継ぎ投手を評価する指標の一つとして誕生した。まだ歴史の浅い記録ではあるが、21年、ヤクルトの清水昇がシーズンホールド数の日本記録を樹立した。10年に
浅尾拓也(
中日)が打ち立てた47ホールドを上回り、50ホールドを記録。救援での3勝も含め歴代3位タイとなる53ホールドポイント(HP)を挙げ、2年連続2度目の最優秀中継ぎ投手のタイトルを手にしている。
とはいえ、21年の清水は開幕戦からいきなり黒星を喫するなど、シーズン6敗(3勝)は自己ワースト記録。それでも・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン