ここでは背番号順に歴代の名選手を紹介し、選手たちがその番号に込めた思い、球団を越えて共通する特徴、傾向などを探っていきたい。 ※名前下の球団は、その背番号の着用と関係なく、現役時代に所属したNPB、MLB球団[外国人選手の来日前後は除く。監督と表記のあるものは監督時代のみ]。着用年数はその背番号を着けた年数[コーチ、監督時代含む。引退試合は除く]。名前とポジションは主なもの。また1950年代までの球団名についてはスペースの都合上一部省略 
(左)村田兆治「#29」[東京・ロッテ/投手] 着用1968-90
(右)江川卓「#30」[巨人/投手] 着用1979-87
「#29」村田兆治を筆頭とした剛腕伝説 かつては捕手番号としても定着
代表的なのは“マサカリ投法”で40歳まで投げ続けた剛腕・村田兆治だ。当時、選手生命の終わりとも言われたヒジの手術を受けながら鮮やかに復活。日曜に勝ち続け“サンデー兆治”とも言われ、社会現象になった。
中日でも快速球を武器にした
鈴木孝政が長く着け、短命だったが、こちらは“剛”速球を武器に抑えで活躍した
与田剛、逆に技巧派で20年間着け続け、ノーヒットノーランもマークした
山井大介が受け継いだ。
野手番号、特に
辻佳紀が着けたことで捕手の印象が強かった
阪神でも
江本孟紀以降、投手が増えた。特に1998年から着けた左腕の
井川慶は2003年の優勝時に20勝を挙げ・・・
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