練習試合がすでに始まり、2月末からはオープン戦に突入。“戦う形”をつくり上げていく実戦では、各球団で熱いポジション争いが展開されていく。ここからは、11球団の本誌担当記者が注目のポジション争いをピックアップ。勝敗度外視のオープン戦は、チーム内競争が見ものだ。 ※情報は2月19日時点。 ※阪神は特集内にて掲載。 
昨季の二遊間、佐藤[左]と石井は練習試合で持ち味の長打力を発揮
2年連続リーグワーストの失策数。得点力不足解消とともにディフェンス強化も巻き返しへの課題だ。カギとなるセンターラインを中心に、レギュラーの座をつかむのは誰か――。 全選手にチャンス
新庄新体制で臨む今季は、全ポジションで熾烈(しれつ)なレギュラー争いとなる。キャンプ中の練習試合での起用法も、「レギュラーは1人もいない。全選手が横一線の勝負」を有言実行。新型コロナの陽性判定で合流が遅れた選手やケガでリハビリ中の選手以外は、育成も含めほぼ全員の野手が練習試合に出場した。文字どおり、一、二軍、支配下、育成関係なく試合で結果を残した選手には、開幕一軍切符が見えてくるだろう。チャンスを与えられた若手はハツラツとプレー。「(1イニング3人で)3球で終わってもいい」という新庄監督の「初球打ち指令」で、2月15日の
巨人戦では新人・
水野達稀ら3者連続初球打ちタイムリーなどで快勝した。
主力勢もレギュラーの座は安泰ではない。
西川遥輝、
大田泰示の移籍で空いた外野の枠は、
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