ドラゴンズ特集の最後はチーム別に分けての戦い方を考察してみる。昨季の結果を振り返りつつ、ポイントとなる投手や打者は誰なのか。全球団からの勝ち越しを目指し、優勝するためのポイントを挙げてみた。 ※チームの勝敗は中日は2021年成績。ほかは中日との2021年対戦成績。Hはホーム(バンテリン)、Vはビジター 中日 55勝71敗17分(防3.22、率.237) H:33勝27敗11分(防2.52、率.239) V:22勝44敗6分(防3.96、率.235) 昨年は投高打低がより顕著で、リーグ防御率はトップながら打撃部門で軒並みワースト。5点以上取った試合は12球団で一番少ない31試合。2点以下の試合は一番多い75試合と全試合数の半分以下。得点力アップに借金22と大きく負け越したビジターでの戦いがテーマだ。
ヤクルト・投打の柱の奮起と神宮対策を
6勝13敗6分(防3.60、率.239) H:4勝5敗4分(防3.08、率.246) V:2勝8敗2分(防4.20、率.230) 
借金7はチーム別最多
昨季の総得点は
ヤクルト625に対して中日は405。実に200点以上の開きがあり、中日戦に限ればヤクルト93、中日は58。リーグ屈指の燕打線を考えれば抑えているほうだとも言えるが、抑えられてもいる。狭い神宮では打ち勝つことはもちろん、接戦すらものにできなかった。前半14試合で2勝9敗3分と苦手意識を植え付けられ、以前は相性の良かった神宮での弱さが致命的となった。シーズンを通して10試合でわずか2勝(神宮での横浜戦2試合も含めれば12試合で2勝)と鬼門となっている。
柳裕也が6試合で1勝、
大野雄大は1試合で0勝、ともに防御率4点台。
ビシエドはチーム別で最低の打率.185と投打の柱がこの成績では苦戦も当然。一人気を吐くのは・・・
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