前年2位の阪神が開幕戦で8対1から逆転負けし、そのまま、まさかの開幕9連敗を喫した2022年シーズン。新型コロナ感染による離脱者が相次ぎ、なかなか思うような戦いができないチームも多い。ここからは今週号特集の中日以外、11球団序盤戦の「誤算」にフォーカスしてみたい。 ※情報は5月8日現在 
昨季チーム最多12勝をマークした上沢はいまだ1勝
昨年まで貧打のチームを支えてきた投手陣に誤算が続いた。エース格の
上沢直之は調子が上がらず、1勝4敗。先発ローテとして期待された
立野和明、
河野竜生も安定せずに、現在はファームでの調整を余儀なくされている。新戦力の助っ人は
ポンセが2試合に先発しているものの、メジャーでの実績が高く評価されていた
ガントはファームでの実戦登板すらない。現時点で計算できる先発は、3勝の
伊藤大海と、チーム唯一の防御率2点台の
加藤貴之の2投手のみと苦しい状況で、昨年まで抑えを務めた
杉浦稔大をメンタル面も考慮して先発に配置転換させるなど、開幕前のプランどおりに事は運んでいない。
リリーフ陣も同様だ。中継ぎでは・・・
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