球場グルメの中でも人気の高い『選手メニュー』。今年誕生したソフトバンク初のバッテリーコラボメニューにも、球団担当者のさまざまな思いが詰まっている。
取材・文=菅原梨恵　写真=ソフトバンク球団提供

@福岡PayPayドーム 3GATE 11通路「ホークスカフェ1」
『千賀投手と甲斐選手のお化けフォーク(ポーク)ミットバーガー(略してせんたくバーガー)』

★千賀投手をイメージ！
代名詞の「お化けフォーク」は、数種類の香辛料を使用したBBQソースで柔らかく仕上げた大きなポークスペアリブで表現

★甲斐選手をイメージ！
ミットのような大振りのバーガーバンズ

★付け合わせは、甲斐選手が大好き♡なポテト！

2人をどう表現するか

　球場でグルメを楽しむとき、目を引くのが選手の名前がついた商品、『選手メニュー』だ。特に応援している選手のメニューを見つけたら、食さずにはいられないというファンの方も多いのではないだろうか。選手が看板となっていることもあって、12球団それぞれに力を入れているのは間違いない。

　福岡ソフトバンクホークスも、毎年、シーズン開幕に合わせて新しい選手メニューを10品ほど用意するという。また、シーズンで突出した活躍をした選手がいれば、シーズン途中でも企画、販売されることも。そう教えてくれたのは、同球団の事業統括本部事業運営本部、飲食開発部飲食テナント課の岩本久実さんだ。

　今年、ソフトバンクは選手メニューの1つとして、初のバッテリーコラボメニュー『千賀投手と甲斐選手のお化けフォーク(ポーク)ミットバーガー(略してせんたくバーガー)』を販売した。

「千賀(千賀滉大)投手と甲斐(甲斐拓也)選手、お2人がとても仲がいいというのはファンの皆さんもご存じのとおり。それならば選手メニューでも、2人の仲の良さを皆さんに楽しんでいただきたいと思ってつくりました」(岩本さん)

　球界を代表する最強バッテリーでメニューをつくるにあたって、担当者の岩本さんは・・・