前年王者としてスタートした2022年シーズン。苦しい戦いもあったが、5月21日から首位を走り続けている。果たして今年のヤクルトは何が変わり、白星を積み重ねていったのか。投手、野手それぞれで昨季との違いを見ていこう。 成績は9月21日現在 【投手編】はこちら 
打線の中心は四番の村上宗隆。豪快な一打でチームを何度も勝利に導いた
■チーム打率 2021年 .254(1試合平均得点 4.37)
2022年 .252(1試合平均得点 4.37)
若手の台頭
昨季12球団トップの625得点を記録した強力打線。
オスナ、
サンタナの両助っ人が残留したことで今季も主力打者の顔ぶれに変更はなく、切れ目のない打線は健在だった。1試合平均得点は昨季と同じ4.37点。12球団トップの打撃力を誇った。
その強力打線の中心に今季も君臨していたのは、不動の四番・村上宗隆。今季は3割2分超えのハイアベレージをマークしており、かつ本塁打も50本超え。史上初の5打席連続本塁打に、史上最年少での通算150号本塁打など、次々と歴史を塗り替えるスラッガーは、ときに高卒5年目の22歳ということを忘れさせてしまうほど、比類ない成績を残し続けている。
ただ、例年同様に村上を四番に据えた打線だが、昨季から変化したことがあった。まず一つが若い新戦力の台頭である。一番顕著だったのが・・・
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